komakomaobabaのブログ  

80歳オオババサマと61歳のオババの可笑し楽し日々

スイカを切ってタッパーに入れる。。。

この夏、。。。

母んちに行くと、2回に1回はスイカが買ってあって

「スイカ、切って食べなさいねー。。」と母が言います。

この頃は八つ割ぐらいのスイカを買って来るので

それを一口大に切って、タネもとって、

半分ぐらいはお皿に盛ってテーブルに出して

あと半分か、3ぶんの1ぐらいをタッパーに入れて母用に冷蔵庫に入れます。

 

 

母はそのスイカを次の日、その次の日、2〜3日かけて食べるそうです。

姫フォークか、爪楊枝でちょっと刺して一口で食べれるように

タネもとってタッパーに入れてある冷蔵庫で冷えたスイカ。

朝ごはんの後に1個。買い物に行って帰ってきて2〜3個。

そら美味しい。。^^

 

みんなで食べる時も、

タネもとって一口大に切ってお皿に盛ってあったら、みんなが食べます。

 

桃も、リンゴも、甘夏みかんなどの柑橘類も

皮むいて一口で食べれるように切ってお皿に盛って。。。

みんなそうして出します。

そして、食べきれない分はガラスのフタ付き容器に入れて冷蔵庫。

あとで食べるときにも食べやすいです。

うちの子どもたちは、生まれたときからずっと、私がそうするので

果物をそのようにしてもらうのが当たり前と思っています。

甘い、あまーい親です。

でも、そうして育ててもらった子どもたちは

自分がする番になったら、自然と同じことをします。

息子は生まれた子どもに、同じようにしてやっていますし、

娘は、結婚した彼に同じようにします。

彼の実家に行っても、果物むくときは

家族みんなに食べやすように、むいて切ってお皿に盛って出してるみたい。

美味しいものをそんなふうにして出したら喜んでくれはる。

喜んでもらえたら、したほうもウレシイ。

大事な人に美味しいものを美味しく食べて欲しい。。。。

そういう気持ちです。

スイカのタネなんて取るの、面倒だけど

タネとってあれば食べやすい。。ネ。。。

 

でもこれは家の中だけのこと。

なんでもない当たり前のこと。

 

そしたら、、

母がスーパーマーケットにプラスチックのフタ付きのカップに入った、

小さく切ったスイカがあるのを発見してきました。

そしてそれを買っている人がいた!

母はそれをよーく見て帰ってきて電話してきました。

「あんなふうに切ってあるのが売ってるなんてびっくりした。

 ああいうの買う人もいるんやなぁ。。

 でもタネはとってなかったわ。。」。。。だって。。。笑

そして、

「あんなん、ちょっとしか入ってなくて高いし、タネはとってないし

あんたに切ってもらってタッパーに入れといてもらう方がずっといいわ。」

ソリャソウデス。。

そりゃそうやんか。。

それにオオババサマは知ってるかどうかは知らんけど

甘いとこ甘いとこを選んでタッパーに入れとくんやもん。

甘くないとこは私がみんな食べてしまうんよ。

あんまり甘くなくてもスイカは美味しい。

 

私もそうやって育ててもらった。

父も母もそうやって一番美味しいとこを子どもに食べさせる人やった。

木曽川のおばあちゃんも、自分は食べなくても

昭和30年代、1本がラーメン1杯と同じくらいの値段のバナナを房で買ってくれた。

自分は1本も食べずに、私に食べさせてくれた。

大事な人が美味しいものを美味しく食べていると

私もそれを見ているだけで満たされる。。

有難いなぁ。。とつくづく思う。。。